醤油屋の弟子

ひまわりの醤油屋の弟子のレビュー・感想・評価

ひまわり(1970年製作の映画)
3.8
第二次世界大戦中にイタリアとソビエト連邦(現在のウクライナ)を舞台に、愛と運命、戦争の影響などを描いた感動的なドラマでした。

見どころは美しい映像と演技です。特に向日葵畑が象徴的なシンボルとして物語を彩ります。また、有名なテーマ曲も哀しさを誘うように流れるところが印象的でした。

物語の中心には、主人公ジョヴァンナ(ソフィア・ローレン)と彼女の夫アントニオ(マルチェロ・マストロヤンニ)の愛情があります。ジョヴァンナはアントニオとの結婚を通じて幸福を求めますが、第二次大戦が勃発し、アントニオはソビエト連邦の戦地に召集されてしまいます。彼らの愛は遠く離れても変わらず、ジョヴァンナはアントニオを捜し続けます。

戦争によって引き裂かれながらも、ジョヴァンナの信念と愛は不屈であり、その純粋な情熱が感動でした。映画は二人の関係が途切れることなく描かれ、その愛の深さが心に響きました。

ロシアのウクライナ侵攻で戦争が始まった時、映画のひまわり畑はウクライナ🇺🇦で撮影されたものと聞きました。テーマ曲は有名ですが映画は観て無かったです。私が確認したところではあまり評価が高く無かったので観るのを先延ばしにしてましたが、ストーリー自体は単純でしたが思いの外良い映画でした。観て良かった。死ぬまでに観たい映画1001本に含めても良い出来だと感じました。