このレビューはネタバレを含みます
ちゃんと観れてはいないので点数は暫定。
舞台は二次大戦あたりのイタリア、新婚のジョバンナはソ連へ出兵した夫のアントニオが戦争が終わっても帰ってこないため、探しに行く。
そこには別の家庭を持ったかつての夫を見つけ、失意の中イタリアへ戻る。
二人の仲はどうなるのか…?
う~ん、難しい。空気感を読み取るのが難しかった。
悲恋にも見えるけど、そもそもアントニオが初手から「友人の結婚式をスルーする」「狂言で奥さんを傷つける」から始まり、最後、イタリアに戻るときも今の奥さんと子供捨てようとしてたよね…?というとこから、あまり魅力を感じられなかった。
反面、ジョバンナの必死さや現地の奥さんとの何とも言えないやりとり、最後に再会したときの複雑な感情などはセリフこそ少ないけれど画面内で多くが映っていたのだと思う。
この映画は自分には難しかったのだと思う。
ただ、この映画は分かりやすいエンタメ映画や社会情勢を反映した史実ものとは違い、公開当時の倫理観や社会性によって大きくとらえ方が変わるのでもしかするともう少し別のタイミングで観ていたら印象が違ったかもしれないと思った。