郵便屋さんの話を配信している動画配信サービス

『郵便屋さんの話』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

郵便屋さんの話
動画配信は2025年4月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次

郵便屋さんの話が配信されているサービス一覧

『郵便屋さんの話』が配信されているサービスは見つかりませんでした。

郵便屋さんの話が配信されていないサービス一覧

Prime Video
U-NEXT
DMM TV
Rakuten TV
FOD
TELASA
Lemino
ABEMA
dアニメストア
Hulu
Netflix
JAIHO
ザ・シネマメンバーズ
WOWOWオンデマンド
アニメタイムズ
Roadstead
J:COM STREAM

『郵便屋さんの話』に投稿された感想・評価

捷🇨🇿{※①}国原題:『Pošťácká pohádka』= 郵便屋さんのおとぎ話という意味らしい。


日本語以外の言語を理解出来ない私が、字幕も吹替もない外国映画に挑戦してみる、タグ名:#映画は言葉の壁を越えれるか試してみた、、の8本目。



 誰に届けたらいいの? と探し歩く郵便屋さん。
差出人からの郵便物を受取人に届けるのが配達員の仕事。
そのfromもtoも分からなければ🤷‍♂️、おはなしにならないのに、お話にしてしまうファンタジーな短編。

セリフ少な目なお陰で、チェコ語分からなくてもだいたいオーライだった👍

大きいオジサン小さいオジサンばかり出てくる作品だけれど、その優しい世界観と、多くの人が何処かで一度は目にしたことがあるであろう柔らかい絵のタッチに、終始ほのぼのさせられる。


原作:カレル・チャペック
原画:ヨゼフ・チャペック
監督:エドゥアルト・ホフマン
脚本:エドゥアルト・ホフマン
音楽:イジー・スルンカ


原作は1932年{※②}に出版された『Devatero pohádek』という9つの童話から成る短編集の1つ。

原作が世に出された1932年も、本作が製作された1964年も、チェコスロバキアの国民にとって暗黒の時代だった。
前者はナチスが台頭、後者は社会主義の抑圧と腐敗で、悲しみと憤りに覆われていたのだから。

 チャペック兄弟は幅広い分野で活躍をした人達だったようだが、ともに痛烈なナチス批判により監視対象におかれた。

だが、童話においては弟カレルが物語を書き、兄ヨゼフが挿画と装丁を手掛けるスタイルが定番{※③}で、そこでは他の文筆や絵画とは違って、厳しさや皮肉や凄惨さなどは微塵もない。
作品に漂う穏やかさの水面下では相当の苦悩もあっただろうに、それを上回る慈しみの深さを思うと、そこそこ平和といわれる今の日本に暮らす者としては胸に刺さる。


 1960年代のチェコスロバキアでは、子供用アニメがたくさん作られた。それは当局の目が最も緩く、他分野のクリエイターたちが、活動の場を求め大挙したからだという。
本作のエドゥアルト・ホフマンもその一人で、チャペック兄弟の作品を短編映画として幾つも送り出した。

 チェコとスロバキアは、民族や周辺地域との事情などでくっついたり離れたりを繰り返してきたが、今は別々の国として助け合い存在している。

遠い国の遠い昔のおとぎ話、、と純粋に作品の愛らしさを愉しむのもいいだろう。
私はそれ以上の教えが詰まっていると思う。
優れたクリエイター達の労苦に感謝しながら、学び愉しみ親しみたい。



参考資料
https://youtu.be/J_rdlRjwQSk (20:57)






─ ─ その他備考 ─ ─ ─ ─
{※①}
1948年~1989年はチェコスロバキア共和国(1960年~1989年の間はチェコスロバキア社会主義共和国)が存在したので、チェコ映画とされているFilmarksの分類は誤り。
チェコスロバキア社会主義共和国時代も、漢字略称表記は現在のチェコ共和国と同じ。
国旗も、1964年当時は現在のチェコ共和国と同じデザインだった。

{※②}
1931年との記述も散見されるが、チェコ語版Wikipediaを参照した。

{※③}
「ロボット」誕生100年記念
チャペック兄弟の絵本・ブックデザイン・舞台展
オープニングイベント「チャペック兄弟の創作とその時代」(阿部賢一 東京大学 准教授)
レポート前編 | 三菱地所アルティアム
http://artium.jp/2019/page/3/

レポート後編 | 三菱地所アルティアム
http://artium.jp/nandr/report/20190705_8712/

チャペック兄弟という感性ビンビンの人たち|あまのさくや / はんことことば|note
https://note.com/sukimajikan/n/n9f1fd53bfe52

【チェコ記2】 チャペック兄弟の言葉たち | はんことことば
http://www.amanosakuya.com/sakuhanjyo/2017/04/27/czech2-10/



─ ─ ◎私的メモ ─ ─
・スロバキアへのアクセス
オーストリアまで✈️で12時間→首都ブラチスラヴァまで(49km)🚗で50分 or 🚌で1時間30分 or 🚞+🚊で1時間50分→観光地まで🚗で数時間、、チェコに較べ渡航のハードルは高い。

・国民1人当りの自動車生産量は、
スロバキアが世界でトップである。

・本作のTV放送用実写版もあったので気になる方は。。
     ↓↓↓
"Pošťácká pohádka, předloha K. Čapek (1982)" を YouTube で見る
https://youtu.be/lhuaPn1yoHM (29:28)
3.0
(映画祭チェコアニメのすべて) 見知らぬ人と人を繋ぐ喜びを伝える。
こちらもブルーナ的なシンプルな線と色での人物描写。一方で背景はそれと真逆にサイケで楽しい。前半は郵便局の妖精、後半は差出人不明の手紙配達の話。手紙でのトランプ、絵葉書の中に入っちゃう演出、メンインブラックみたいな空飛ぶ車。多幸感がすごい。@アップリンク吉祥寺