ひゅうどんこさんの映画レビュー・感想・評価

ひゅうどんこ

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映画(189)
ドラマ(41)

マイ・インターン(2015年製作の映画)

3.7

 何もかもが対照的だからこそ面白い、、自分に無いものを採り入れたり異質なものから刺激を受けるのはとても大事なことですね。
 
 英題は『The Intern』で邦題は『マイ・インターン』。
ベンからの
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パリ3区の遺産相続人(2014年製作の映画)

4.0

 「If you don't love me, I shall not be loved.」
作家サミュエル・ベケットの『Cascando』にある二つ目の詩から引用した言葉のようですが、繰り広げられ
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赤い玉、(2015年製作の映画)

2.3

 聖飢魔IIの小教典「赤い玉伝説」は聞き惚れるようなカッコよさに昇華しちゃってましたが、こちらの赤い玉は、現役男性諸氏なら戦々恐々としているであろう有名な言い伝えを、官能的というよりどろんどろんと割り>>続きを読む

スタング 人喰い巨大蜂の襲来(2015年製作の映画)

3.5

 最近はとんとご無沙汰ですが、2016年11月にWOWOWから視聴。脳内変換の誤作動によりクルマの映画だろうと思い込んで録画。

 巨大生物/コメディ寄りのパニックもの/そこそこラブ&ドラマ/VFXと
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ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.9

 開演後すぐの戦闘場面でイヤな予感「あー、やっぱりこういう風に失敗しちゃったね」。
原作とのあまりの違いにショックを受けながら最後まで観ることになるのか、、、と思っておりました。。確かにだいぶテイスト
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恋しくて(1987年製作の映画)

4.1

 ハリウッドで青春映画がブームになった1980年代中盤~後半。その頃の1本で、興行的には決して成功したとはいえないながらも、胸を打つ名作としていまだ根強い支持を受ける作品です。

 本作では脚本と制作
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真田風雲録(1963年製作の映画)

2.2

 作品の出来に関連して大阪のある劇場では、記録的な結果をもたらしたとの伝説もある時代活劇。役者さんは皆イキイキしてます、いや、ウキウキかもしれん😁
本作に関しては何を書いてもネタバレになりそうですが、
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ビッグゲーム 大統領と少年ハンター(2014年製作の映画)

3.1

 フィンランドの景観をご堪能ください。
土日の昼過ぎに地デジ民放の枠でやったらCM込みで尺もピッタリ、お子様お断りの気まずいシーンもありませんし、ご家族揃って観れるアドベンチャーです。あっ、そんな1台
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蘇える金狼(1979年製作の映画)

3.4

 大藪春彦の小説発売から15年後に映画化。
「今じゃ考えられない、滑稽過ぎる」等の感想を見かけますが、原作出版の1964年と本作公開の1979年を覗いてみれば、その支配している空気をちょっとは理解する
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だれかのまなざし(2013年製作の映画)

4.2

 私という人間は、だれかの(優しい)まなざしのお陰で成立している、そう思い起こさせてくれるショートアニメです。

 東日本大震災以降『君の名は』から後の作品は、作り方の意識が変わったと新海誠は語ってま
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ぼんち(1960年製作の映画)

3.8

 豪華女優陣については諸先輩方のレビューへどうぞ。

 山崎豊子の小説を下地にはしていますが、完全な別物と考えた方がいいでしょう。何しろ、撮影中から「こんなの私の書いたぼんちじゃない😡」と猛抗議してた
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暴走車 ランナウェイ・カー(2015年製作の映画)

3.9

アメリカとフランスの運転手さんに比べられて、ちょっと違うんだけど..、とも言いにくいスペイン映画。 

 原題は『El desconocido』で、あちゃー(>_<)また配給広報の人、タイトルでまたや
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三十四丁目の奇蹟/34丁目の奇蹟(1947年製作の映画)

4.0

 間違ってデパートに家を買いに来る人はいないのとは同じように、この映画をそれと知らずに観始める人もおそらくいないでしょう。
だからネタバレにすら当たらないでしょうから言っちゃいます。これはサンタクロー
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マラソン マン(1976年製作の映画)

4.0

 ステディカムを導入した映画として有名。コレ、新しい技術を備えたカメラのことだと私は勘違いしてたんですが、、移動撮影の際に撮影者の体に固定してブレを防ぐカメラの安定支持装置のことなんですね。
 本作(
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探偵物語(1983年製作の映画)

3.7

 同じ松田優作の探偵物語でも、こちら映画のそれは完全に薬師丸ひろ子の脇にまわってます。

 国民的等身大の女の子、そんな当時の薬師丸ひろ子のらしさが最もよく出てる作品ではないでしょうか。

 お手伝い
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狼の挽歌(1970年製作の映画)

3.6

 リプカ・タタール人の血を引く国籍不詳顔のチャールズ・ブロンソンが、裏切られても裏切られても、赦しを繰り返す仏様のような役を演じます。
けれど彼の職業は、、、明かしてしまうと身の危険があるので伏せてお
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しゃぶしゃぶスピリット(2013年製作の映画)

4.0

 「娘さんをください!」と言われるお父さん、にそれを言う青年、の斜向かいで見守るお母さん、の前で固唾を飲む娘、、、どの経験がなくても笑って満喫出来る仕掛けとなっております。 

 ぶらりといいねしに来
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エヴェレスト 神々の山嶺(2016年製作の映画)

3.0

 「何故山に登るのか?それはそこに山があるから」という名言の元ネタ登山家ジョージ・マロリーの、エヴェレスト登頂の謎に引き寄せられた日本人のお話、、という態をしながら軸足を別のところにおいてしまったこと>>続きを読む

卵のサンドイッチと数機の飛行機、そしてオレンジジュースを一杯ください(2009年製作の映画)

3.7

 何処と無く1990年代、HONDA ステップワゴンのCMと同じような空気を感じました。そこに、子供が口にするには難しい20種類くらいのスパイス入れて、グツグツ煮詰め過ぎ(←ココ重要)たら出来上がり!>>続きを読む

ロンドンゾンビ紀行(2012年製作の映画)

3.8

 高齢化社会対応型超バリアフリーゾンビ映画(笑)。
もうB級もB級、興行収入11万ドルって、配給収益いくら残ったのさ?むしろいくらで作ったのさ?

 でも、シュールでほっこりな感じが🙆。ゾンビ映画なの
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さまよう心臓(2011年製作の映画)

3.2

 フォロワーさんのレビューを見て挑戦してみました。
ホラーもの得意じゃないので、10分弱というお手軽な拘束タイムに救われました。危なかったー。

 短編が故に1秒毎真剣勝負(正確には1/24秒でしょう
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東京おにぎり娘(1961年製作の映画)

4.0

 「東京 新橋 おにぎり専門店」で検索したらヒットしました。現代でもおにぎり屋さんはあるんだなぁ、、と思いながら私の所も調べたら沢山。。聞いたことがない商いでしたが、現在進行形なのですね。失礼しました>>続きを読む

タンポポ(1985年製作の映画)

5.0

 最高な映画を1本だけ選べと言われたら、躊躇なく挙げるのがコレ。
この世からこの作品が消滅するとしたら、たぶん私も殉じます。

 好きが突き抜け過ぎて、延々と駄文を並べるはめになりそうなので、簡単では
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アメリカン・グラフィティ(1973年製作の映画)

4.6

 もしもアメリカンなジョージ・ルーカスが『アマルコルド』を撮ったらこうなった、、的な感じと言ったら余計伝わりづらいでしょうか。

 「ハリウッド史上最も成功した名作」とも讃えられる本作。$777,00
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サバイバルファミリー(2017年製作の映画)

3.9

 【力作】という表現での賛辞を贈りたい作品です。大筋としては、生活に欠かせない「もしもアレが..だったら」ということなんですが、製作の方でも、「CGやVFXを使わずオールロケ」、「曲や効果音は最小限」>>続きを読む

はいからさんが通る(1987年製作の映画)

3.2

 女性の社会的自立の精神が芽生え始めた大正時代の女学校。そんな時代を象徴する主人公と、映画公開時のトップアイドル南野陽子の姿がダブります。

 阿部寛に、出演動機は大ファンであったナンノと競演出来るか
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止められるか、俺たちを(2018年製作の映画)

2.3

 鑑賞者をふるいにかける作品だろうと思う。
 まず、ストーリー性に重きを置いたり話に起伏や起承転結を求める人には向いていない。
 次に、「吉積めぐみ(主人公)じゃなくて、若松孝二が見たいんだ!」ってい
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忠臣蔵(1958年製作の映画)

4.4

 石を投げてもスターにしか当たらない、そんな贅沢な1958年バージョンの忠臣蔵。

 絢爛豪華で娯楽性も非常に高く、万人のイメージや願望に最も近い忠臣蔵はコレだ!、と宣言してもいいのではないかと思える
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サウンド・オブ・ミュージック(1964年製作の映画)

4.1

 あまりにも古典の名作(メイサクのコテン?)過ぎて敬遠してましたが、初鑑賞。
 作られて半世紀以上、ザルツブルクから遠く離れたこの日本の地で、今この時も29ヶ所もの映画館で上映しているという驚き😲
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われに撃つ用意あり READY TO SHOOT(1990年製作の映画)

3.9

 ピンク映画を経てビッグネームとなった監督は意外に(?)多く、若松監督はその代表格とも言えるでしょう。
国辱映画事件をも逆に飛躍のバネにするかのように、世界へ羽ばたいたアウトロー。

 そのアウトロー
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この森で、天使はバスを降りた(1996年製作の映画)

4.5

 タイトルの天使とは主人公パーシーのこと、、それでいいんですか? ホントに!?🤔

 出てくる人物に誰一人として特殊な能力を持つ者はいないし、突然湧き出す奇跡もない。だけど確かにファンタジーの匂いはす
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グレムリン(1984年製作の映画)

3.1

 スピルバーグが制作総指揮に携わっているのはよく知られてますが、フランク・マーシャル/キャスリーン・ケネディ夫妻も共同で制作総指揮やってます。脚本のクリス・コロンバスも加えて、どんだけ大ヒット作連発す>>続きを読む

眠狂四郎 女地獄(1968年製作の映画)

2.4

 田村高廣/伊藤雄之助を迎えての豪華トライアングル、色気と彩り添える数々の女優陣、大映撮影所の技術を結集したシリーズ屈指の殺陣シーン、傑作の呼び声高い眠狂四郎シリーズ第10作、、、です。

 面白くな
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茄子 アンダルシアの夏(2003年製作の映画)

4.6

 現在主流の Twitter/LINE/Facebook/Instagram などの SNS に主役を奪われる以前、実はヘタクソな自転車ブログをやっていた時期がありまして、その時に大変お世話になった憧>>続きを読む

体操しようよ(2018年製作の映画)

3.0

 原作ありきが主流の時代に、春藤忠温プロデューサーの起草→脚本で始まった、オリジナルシナリオの映画です。
その着想のとっかかりが、ラジオ体操の映画を作りたい!、というところらしく、失礼ながらこの地味に
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嫌われ松子の一生(2006年製作の映画)

3.7

 原作となった小説にはモデルとなった実際の事件が存在するとの情報も流れてますが、原作者の山田宗樹は、、タイトルすら覚えてないが書店で手にしたある女性の手記からヒントを得て松子を作った、、と公けのインタ>>続きを読む

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