歌野晶午の「世界の終わり、あるいは始まり」みたいな作品でした!
強迫性障害という共通項を持つふたりのラブストーリーで台湾映画です。
このポップなポスターにまんまと騙された(いい意味で)
前半と後半でガラリと雰囲気の変わる作品。
多くの方が台湾版『花束みたいな恋をした』と評してますが、個人的には社会派映画のように感じました。
『花束〜』よりもっと生々しいというか毒々しい。
最後の方軽くホラー臭しますし(笑)
結構美術や衣装のトーンが原色多用のポップな雰囲気を醸してるんですが、後半はなんだかそれが厭な圧となって観客の目に映ります。
いやはや、興味深い映画でした。