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べイビーわるきゅーれのネのネタバレレビュー・内容・結末

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

高校を卒業した殺し屋2人が、社会人として自立するために同居し、バイトをしながら生活をすることになる。

コミュ障のまひろと、適応力はあれどスイッチが入ると怒りを止められなくなるちさと。反対だからこそ補い合える、シスターフッドの物語。
まひろ役の伊澤さんがスタントさんなので、アクションは当然見応えがあり、ちさとが銃をブッ放す姿も華麗だった。
仕事が終わって買ったパンの匂いを吸い込む。ゲーム持ったまま立ち上がったらコードが全部引っかかってそこら辺のものが一気に雪崩れる。カップ麺の汁はねかして怒られる。日常の描き方がとても良かった。「コンビニでサンドイッチ買えるのすごない?おにぎりも一番高いやつやん!スムージーもあるやん!」というメイド喫茶の女の子の台詞が、本当に絶妙な金銭感覚を表現していた。たしかに2人の部屋は、お金に困っていない人の部屋だった。

低予算でもエロに転ばない映画作りで本当によかった。2021年の今だからこそ生きる小ネタも本当に良かった。
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