日常シーンのダラダラ具合と
アクションシーンのキレの良さ、
福利厚生のしっかりとした殺し屋、
コメディからシームレスに繋がる
バイオレンス。
とにかくギャップの凄い映画だった。
雨のなかの原付&小一時間の電車移動を
夜勤明けに決行することとなったが
「ある用務員」の阪元監督、
しかも、「ある用務員」の作中で
一番好きだったJK殺し屋コンビを
シングルカットしたような作品と
なっては観に行くしかなかった。
ヒーロー映画などのアクションとは
真逆を行く、派手では無いが
無駄の無いガチの戦闘シーンは
本当にカッコ良かった。
また、一転して、繰り広げられる
緊張感の無い日常シーンとの独特な
緩急の付け方が素晴らしく、
徹頭徹尾楽しめる作品だった。