まひろアクション半端ないと思ってたらそっちが本業の人だということで、あの腕立て状態から後ろに引っ張られるのとかめちゃめちゃきつそう。なのに演技もできてすごい。ちさともチャカチャカした銃さばきかっこいいし、アクションは満足。近接格闘＋銃ってかっこいい。
翻って日常パートはまあ好き好きだろうけど、周りでは結構笑い声聞こえたし良いのでは。ただこの良いというのは、皆の隣にあるような日常をありありと映し出してるからとかそういうことではなく、むしろ作為的な「日常っぽさ」成分のほうが多く感じるんだけど、この作品ではそっちのほうでいい。別にスーサイドスクワッドで今泉監督みたいな長回しとか間はいらんというのと同じ。
あと女殺し屋の心の闇みたいなのがなくて、せいぜい社会に上手く馴染めず相方に当たっちゃった、位のレベルなのも好きですね。監督もそんなこと言ってたけど、別に復讐とか殺人マシーン的な属性を背負わせなきゃいけないルールはないし。
そういう意味でいうとスーサイドスクワッドも心の傷開陳シーンは短かったし、好きな演出をたくさんやって、過激なビジュアルもあって、でもその下に主義主張を置いとく的な見せ方も近いところを感じるし、あっちが好きな人はこっちも好きかも。
