デューン 砂の惑星PART2のぷーやのネタバレレビュー・内容・結末

ゆっくりとしたpart1でさんざん積み上げられた澱は、サンドワームsの超自然的なパワーによる蹂躙や、アトレイデス家の手によるハルコンネン家の成敗できっちり解き放たれ、もちろんそれにはカタルシスを感じるわけだけど、クソデカIMAXでの映像美やシャラメからにじみ出るカリスマ性も相まって、うかうかしてると見てるこっちも作中で描かれた救世主に心酔する狂信者に重なっちゃいそうで、すごい＆怖い。
スティルガーもオカンももうだめだからポール（と俺）を救えるのはシャニしかいないぞ、なんとかしてくれ。
皇帝を跪かせるほどの力を持ち、登るとこまで登った以上、後はもう落ちるだけ、このご時世における白人男性が救世主として神秘的な未知の部族を率いるという作りからしてもそうだろうから、どんな着地になるのか、救いはあるのか見届けないと落ち着かない。なのでpart1→part2はまあ一応見るか位だったけど、part2→part3はこれは見なきゃなという気持ちです。
あとジェディ・プライムでのコロッセオ的シーンで打ち上げられた花火が邪悪過ぎてウケた。ハルコンネン家の圧倒的悪役力は花火まできったなくできてすごい。