彦次郎

ドラゴンボール超 スーパーヒーローの彦次郎のレビュー・感想・評価

4.0
孫悟空の息子孫悟飯と師匠のピッコロ達が新生レッドリボン軍が生み出した人造人間達と戦う劇場版21作目。初のCGアニメ。
ドクターゲロの孫ドクターヘドをレッド総帥の遺児マゼンタがスカウトし人造人間γ1号2号を開発、正義のヒーローとしてピッコロ達に襲撃をかけるという筋。前作はブロリーとの死闘を全開で描いていたのとは一転してピッコロさんがパンちゃんと仲睦まじいコメディ路線です。しかし笑いだけでなくキチンと限界突破なバトルと感動も用意されておりバランス良く話が楽しめました。『ドラゴンボール』の魅力としてバトルに目がいきがちですがインフレ化する敵にかつての敵が味方になる爽やかさも忘れてはなりません。
敢えて悟空を主役にしない斬新さ、冒頭のサラッとした説明から始まる新キャラのスムーズな導入、ラスボスの敢えての扱いなどテンポよく分かりやすい話なのはさすが鳥山明先生。
出番の少ないベジータでしたがジレンの強さ分析に加え有言実行して執念を実らせたのにはブロリーだけでなく涙です。
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