Filmarksオンライン試写会にて。当てていただきありがとうございました。
メインビジュアルで大沢一菜さんの目力に惹かれたのが観たくなったきっかけ。劇中でも演技と素の感じが両立していてよかった。
原作未読で映画のあらすじだけを読んでいて、あみ子を中心にほっこりした感じで進んでいく子供わちゃわちゃストーリーなのかな?とか思って見始めたのだけど、、、
「ちょっと風変わり」では済まないし、「否応なしに周りを変えていく」って勝手にポジティブに捉えてしまっていたな、、、と。わりと重ための話ではあった。
あみ子に罪はないし、周りの反応も理解できるからこそ、辛いものがある。でもこれがリアルな現実という気も(悲しいことに)するのであった。
あみ子は恐らく発達障害、学習障害の気があるのだろうけど、Switchで遊ぶほど近年の設定なはずなのに周囲の理解の無さは、場所が都心じゃないからということなのか…学校に収まれず、家庭からはみ出し、幼い彼女の居場所は今後どこかにできていくのかな。ラストは一応希望のある感じになっていたと思うけど、じゃあ自分が同級生だったら、学校の先生だったら、街の人だったら、どうするかなと身につまされる思いがした。
もう一度観る気力はないけど、原作とは向き合ってみたいと思っている。