このレビューはネタバレを含みます
作品公式の試写会に当選し、聖地シネマロサで鑑賞させていただきました。
上田慎一郎監督曰く、一般人では最初に見た『人間たち』とのことです笑
オリジナルの方は10回以上観たのですが、
よくここまで＂ほぼそのまま＂なぞったなぁ、というのが良くも悪くも第一の感想…！
別にオリジナルを観ていなくても（もしかしたら観ていない方が）楽しめるとは思います。未見の方は是非オリジナルと見比べていただけたら良いのかなと。
低予算インディーズ作品だからこそ許されていたこと・おもしろかったことが、お金をかけてリメイクされた時にそのままOKなのか？というのは考えさせられました。一番のキモとなる「構成」を知ってしまっているからこそ、パロディとして観るしかない部分はあるので。。。
多少の変更と、エロとグロ（ゲロw）がどぎつくなってた部分はリメイクらしさを感じました。
フランスの方々もオリジナル観てる設定なのかな？と思うんだけど、展開がそのまますぎて、キャストや関係者が疑問に思う瞬間とかあったらおもしろかったかも。でもそんな余裕ないよね。だって事件は現場で起きてるんだから笑
クオリティ云々は置いておいて、「日本の低予算インディーズ映画が海外リメイクされた奇跡を改めて感じる」という意味で貴重な作品に仕上がっていると思いました。
ここからは試写会の感想。
まず入場時にオリジナルキャストたちの「お出迎え」があり、竹原芳子さんと上田慎一郎監督に検温と消毒をしていただきました笑（動揺して写真撮るとか考えつかなかった…撮りたかった……）
そして本編試写後には舞台挨拶があり、メインどころの勢揃いで、わちゃわちゃトークを楽しめました。メディアがいっぱい来てた。竹原さんのパワフルさに脱帽、そして濱津さんのいじられ力にほっこり…
いけすかないイケメン俳優役だった長屋和彰さんの「日本のアダム・ドライバーです」っていうフランス版俳優（役）をもじった自己紹介、洒落てて推せました笑
名物の「交流」こそ今回はできませんでしたが、皆さまがお元気そうで何よりでした！
こちらのヒットも祈願しております😊
