このレビューはネタバレを含みます
あみ子役の子が凄い絶妙な顔をしてる。
顔もそうだし、演技も。
時々不安になってくるようなたどたどしさもありつつ、ただ光る瞬間も確かにあった。
あみ子は酷い目にあったりするけれど、それを然程気にもしていない様子。
大人もそれほどあみ子にかまったりもしない。
彼女はそれでも大きくなって行くのだけど、それは成長とはまた違う。
明らかに発達障害や知的障害があるのだが、彼女は彼女なりに向き合ってはいるものの大人もそれに寄り添ってあげないとせっかくの良い部分も見えなくなってしまうのになと悲しくなってくる映画だった。