白菜

復讐者たちの白菜のネタバレレビュー・内容・結末

復讐者たち(2020年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

こういった事実があったのなら知っておかなければ!という謎の義務感で見に行った。

妻子を失ったユダヤ人の男性が、復讐の為に組織を転々としながら、最も過激な復讐組織にたどり着く。その組織の最終目的は、水道局の水源に毒を流し、街中のドイツ人を皆殺しにする事。
しかし彼の本当の狙いはその過激派組織を潰す事だった。皆殺し計画は、結果的にユダヤ人への迫害を更に強めると考える組織のスパイだったのだ。

心情としては最も過激な復讐組織に同調し、怒りと憎しみから毒を水路に投げ入れたい衝動に飲み込まれそうになりながらも、彼は過激派組織のリーダーを逮捕に導く。

時代は一気に現代へ。生き残った人々の現在の姿が次々に映し出される。

憎しみや、許し難い感情を乗り越えて、今「許し」ている。悲しみも辛さも消えないけど「許し」た状態を作り上げた。
そんな感じのメッセージが最後に流れる。
(うろ覚え)

心がそこに行き着くまでに、彼らはとてつもないエネルギーと努力を必要としたんだろうな。強い憎しみは自然に消化出来るものじゃないと思うから。