このレビューはネタバレを含みます
キャストが無駄に豪華な感じも含めて、すごくくだらない作品だなと思ってしまった。
最初の展開はめっちゃいい。殺人ゲーム中にほんとに殺人が起きちゃった的な展開が待ってることは最初から示してくれてて、そこまでの進み方はめちゃくちゃワクワクする。
ただ、いざ1人死んで2人死んで、面白くなってきたァ！ってところから最後までずーーーっと喋るだけ。
あまりにも“実はこうでした”がすぎる。
クライマックスの燃やす展開もカタルシスはなかった。
映画だからこそできる名画を燃やすというオチはいかにもカタルシスがありそうだけど、映画ならもっと沢山の名画をまとめて燃やして欲しいし、マイルズが作中でも言われるようにめっちゃ馬鹿だから、こんな奴のためにモナリザが犠牲になったのか…という虚しい気持ちになる。
周りのヤツらが証言してくれればいいだけなのに。
んで、燃やした後に証言するよう結託。
じゃあ燃やさなくてよかったじゃんか。なんだそれ。
1番言いたいのが、証拠をマイルズが燃やすシーン、雑じゃね？
漫画とか、百歩譲ってアニメなら許されるかもしれないけど、明らかに距離離れてるのに急にナプキンを映して、したから急にライター出てきて燃えて…はい？
何が起きたのかマジでわからなかった。
マイルズが燃やせる距離感だった？
とてもそうは思えない。
映画なんだから舐めた演出しないでくれ。
もう一つ展開欲しかったのは分かるけど。
最後自分のガスでモナリザ燃やしたって指摘されるまで事態を理解できてないマイルズのキャラクターとかに一貫性はあったし、マイルズの馬鹿さ自体は魅力的だったけど、ちょっと全体的にしょぼいかな。
1作目も雰囲気で楽しんだ感じだったし、もういいかな。
3作目でても見ません。
