とぅん

スティルウォーターのとぅんのネタバレレビュー・内容・結末

スティルウォーター(2021年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

殺人の罪で服役している娘に、マルセイユまで会いに行った主人公が直面する真実。

娘の無実を信じて、疑惑の男を地下室に監禁した父親と、無実を訴え続けていたが、実は殺人教唆で完全に黒だった娘。
血には抗えない的な話のようにも思えて、何とも言えない気持ちになった。
せっかく2人といい感じの関係性を築けていたのに、何で不幸にするのをわかっていてああいう行動を取るのかなぁ。

主人公のキャラクターは傑作「プリズナーズ」を思い起こさせるアメリカン親父で、疑惑の男を監禁するあたりはますます想起させる展開だった。

マット・デイモンにこういう役のイメージは無かったので、結構新鮮だったけど、さすがに乗りこなしていた。
娘役のアビゲイル・ブレスリンは、危なっかしくて、何か隠してないか?っていう雰囲気が素晴らしくていいキャスティング。
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