すごい映画だった。
理不尽も偶然も必死に掴んだ真実も全く心地よくないけど、人生ってこういうものだよなと思わずにはいられなかった。
全く似てないはずだけど、どこか『沈黙』と似たような匂いを感じた。
ビルの愚鈍で不器用で粗暴な感じとか、娘がどこか親に似ていることとか、まとわりつくようなリアリティがあった。
情報の出し方が非常に素晴らしい。普通は序盤にもっと説明的になることが多い気がするが、自然な流れで知りたかったことが明かされていくのが見事。
マット・デイモンは本当にすごい役者だと思わずにはいられなかった。
凄まじい演技。