ブルース・ウィルスとリチャード・ギアが共演の殺し屋アクション作品。
シドニー・ポワチエ、ダイアン・ヴェノーラ、マチルダ・メイらが共演。
組織のボスの弟が、ロシアでMVDとFBIに殺される。
ボスはその復讐の為に殺し屋ジャッカル（ブルース・ウィルス）に、ある人物の抹殺を依頼する。
報酬は7千万ドル。
MVDとFBIは暗殺のターゲットはFBI長官であると断定し、服役中の元IRAのテロリストのデクラン（リチャード・ギア）に捜査協力を仰ぐ。
しかしデクランの元恋人（マチルダ・メイ）とMVDの女性少佐（ダイアン・ヴェノーラ）が逆に殺し屋のターゲットにされてしまう。
「お前は女を守れない男だ」
果たしてジャッカルによる要人暗殺を阻止することが出来るのか？
当時対立していたロシアとアメリカが協力して犯罪に挑むストーリーが興味深い。
前半はダイアン・ヴェノーラ演じるMVDの女性捜査官が活躍するが、幸少ない彼女は途中で退場して残念。
後半は作品の売りであるブルース・ウィルスとリチャード・ギアの激闘が繰り広げられる。
ブルース・ウィルスが変装しても明らかに本人と分かるのが物足りない。
リチャード・ギアが演じるテロリストとシドニー・ポワチエ演じるFBI副長官の微妙な関係も見どころです。
ラストで二人の男が別の方角に立ち去るシーンが印象的。
「私は道路の向こうにあるスタンドでコーヒーを飲んでくる 戻るのはう~ん 30分後だ いいな」
2023.11 テレ東で鑑賞（午後ロード・吹替：武満眞樹 訳）
2020.9 BS-TBSで鑑賞（吹替）
