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ブラック・ジャック ふたりの黒い医者のペンのレビュー・感想・評価

3.6
2004年~2006年にかけて放送されていた手塚治虫原作アニメ『ブラック・ジャック』の劇場版。監督はご子息の手塚眞。

私はあんまりアニメ好きな方ではないのですが、テレビアニメ版ブラック・ジャック(以下BJ)は、数少ないどハマりしたアニメのひとつなので思い入れが強いです。この作品も公開当時劇場で鑑賞しました。

テロリストのビル爆破事件から始まり、やがて病原菌を利用した世界をも巻き込むテロ計画へと発展していく。そのなかでBJと死神の化身ドクター・キリコとの宿命の対決が展開する。

メインストーリーは映画オリジナルですが、前半に原作エピソードを散りばめています。ここが好みが分かれるところかも。BJはあくまで原作あってのものだから、原作のエピソードを使おうというのは好感が持てる。しかし、初見でも別々の話を強引に入れたのが分かってしまうくらい前半はばらつきのある構成だったのが残念。

メインのオリジナルストーリーが普通に面白かったので、完全オリジナルでいっても良かったのでは…という気がしました。
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