『息子の名前で』
光州事件に纏わる男の復讐劇を描いた内容、
とだけ聞けば重たい雰囲気が漂って当然のはずなのだが
結末は成程納得できるがそこに至るまでが継ぎ接ぎのシーンの連続で展開の把握がしづらく気持ち良くない
アクションありギャグあり政治ありだがどれもパッとせず
そもそものテーマが光州事件でその傷痕や戦犯が現在の韓国にも残っているというのをまず実感できていないと深い共感はできないか
ああいう輩共だからこそ勝ち取った民主主義で打ち倒すべき敵ではないかと思うがそこん所どうなんでしょう
勝手な想像だけど最後のシーンを撮りたい若しくは思いついた、から始まった逆算の造りの映画に見えたので
そう思うとあのとりとめのないちぐはぐヘンテコな展開も納得できるか
とりあえず現代韓国史の勉強をしてみたくはなったか
#大阪韓国映画祭
