有村架純めあてで見始めたドラマが結構よかったので映画も鑑賞。ハードな社会の現状を有村架純という癒しで柔らかくして伝えるドラマ版の雰囲気が好きだったのだけど、今回は中盤以降かなりシリアスで期待した感じとは少し違って、そこを魅力と取れるかという感じだった。僕はちょっとゆるさが失われて馴染みの店に行ったら味が変わってたような寂しさを覚えた。
森田剛さんの演技がほんといい。
ぐっと内側に押さえ込んで我慢してる人の雰囲気がすごいでてる。声の優しさすら危うい。抜け出せない環境ってのはほんと辛いもんだ。
有村架純の初恋の人が出てきたり過去と絡めた展開がかなり無駄に見えた。ドラマで割と背景は追ってきてるし、なんならそんな描きこまなくても大丈夫かなと。
彼女のあの空気感だけでも十分観れる。
総じてドラマの方が好みだったけど、通底して音がすごい繊細でご飯食べてる時の静かなカチャ音とか幸せだった。光も美しい。これはWOWOWクオリティなんだと思う。
【今日の一言】
ー話すと長くなるんですよね…
ー聞きたいです…長い話。
ーいつか一緒に、
らーめんをたべに行きましょう！
