中東戦争を舞台に、オスロでの出来事とそれに関わった人たちのお話。
中東戦争についての知識に乏しいので、なぜそこにノルウェーが関わっているのか背景認識がゼロだけど、その分この展開の行方がどこにいくのかさっぱりで、完全に傍観者として興味津々に観た。
ハイパーチャーミングなアンドリュー・スコットの魅力が政治劇でも発揮されているのと、ルース・ウィルソンとの組み合わせの自然さが、実際の政治劇の緊張感漂うテイストの良い緩衝材になっている。
実際がどんな雰囲気だったのかは分からないが、実際に戦争は長きに渡り続き、
そして現在も尚解決に至っているわけではない。
そしてそれを私は考えてもいなかった。
中東戦争について、知りもしなかった。
失敗したら終わりよ。
でも、世界を変えられるチャンスなんだ。