君は独りじゃない。
透き通る声。
あまりの透明感にしょっぱなから涙がこぼれる。ずっと聴いていたいくらい、彼の歌声に心を掴まれてしまいました。
ストーリーも歌もすごく良かったです。すごく。
彼の優しさから出た嘘が、昨今のSNSの繋がりも手伝って、止められないくらい大きくなってしまう。
その嘘によって、救われもするし苦しみもする様子が描かれています。
自分を演じていたり、現実から逃げていたり、踏み出したいともがき苦しんでいたり、誰にでも覚えのあることかもしれません。だからこそ共感し、涙するのだと思います。
賛否両論があるかもしれないけど、この終わり方も好きでした。とても自然な気がします。
最初から最後までずっと泣きっぱなしでした。
ハンカチもティッシュも持ってなくて、どこかでもらったお手拭きで涙と鼻を拭きました。まいった、泣きすぎて頭が痛い。
しっとり感の増したお手拭きを握りしめて思うのは、エイミー・アダムス、肥えたなぁ…です。
