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ディア・エヴァン・ハンセンのsのネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ずっと楽しみにしていた作品、予告編をさらっとしか見ずに鑑賞。2時間半近くあるため、中だるみなどがあると思いましたが、長いなと思わず、展開がすごく気になった。

テーマが身近で重いものでもあるため、苦悩ソングが多いものの、はじめからミュージカルとしての入りのテンポもよく、見ていて飽きなかった。恋愛発展のソングもあるものの嘘で作り上げてきた先のその展開なのもあり、歌や曲はいいものの正直あまりうっとりしては見れなかったことが、ララランドやグレイテストショーマンとは違う点。

ストーリーに関しては、主人公、友達がいないという設定ではあるが同い年の親戚?がいることもあり、あらすじとのギャップを感じた。

また、コナーが言っていた、と自分の気持ちを伝えていたり、スピーチしたりするシーンでは、嘘は混じっているものの、実際エヴァンの気持ちや生きづらさの苦悩なども入っているわけで、あれは嘘だったんだ、で終わらせるのはちょっと違うんじゃないかなとも思った。コナーの動画で信用を少し取り戻した感じもあるし、エンディングもゾーイとお話できているわけではあるが、ここは本当なんだよって伝えても良かったのでは?と少し思ったりもした。

ゾーイとくっつくシーンでは、歌がはじまりながら未来のデートシーンなどを交えた映像になっているところがとても印象的だった。

ストーリーは嘘つくのに必死な主役にモヤモヤしたりもしたが、前向きに元気になれるような作品だったので良かった。
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