''どんなに寂しくて苦しくて、いっそのこと消え去ってしまいたいような虚しさでいっぱいのどん底にいても、きっと大丈夫''
そういってくれる映画を自分はこれからも無条件に肯定していくし、メンタルヘルスがもっと重要視される世の中であって欲しい。
結果としては嘘となってしまったものの、そこはご家族に傷ついて欲しくないという思いが、彼なりの愛や願いがあって。隠し通そうとする場面に自責の念や葛藤、罪悪感が表情から滲み出ていたのは、舞台から長年エヴァンを演じてきたベンプラットの為せる技だと。
かと言って、そこからのマーフィー家側とも丸く収まったって訳じゃないところも最良の描き方だと思う。
道のりは厳しいものではあったけど、彼自身の価値を知り、素直に、自分らしくいることが一番だということに辿り着いた彼を誇りに思います。
こういう作品がもっと増えて色んな人の目に留まり、救いのきっかけになって欲しい。
中1の頃にいじめられてから''普通''の道を踏み外し、今も尚ずっと居場所を探し続けているアウトサイダーな自分は、とてつもなく元気づけられました。本当にありがとう。
一度ぼろぼろになった心は完璧には治せなくとも、少しは良くなってるんじゃないかな、とも思えた。大丈夫。そのまま進もう。
予告ですら泣いた音楽たち、どれも最高でした。
''Sincerely me''がめちゃくちゃお気に入りです。
コルトンライアン、めちゃくちゃ素敵なお声の持ち主。
(2021/12/04 19:02:38)
みてからずっと、元気づけられた理由を書こうとしてる。けど言語化するのが凄く難しい。けどあの作品の中に自分が沢山いたんだ。何度も死のうとしたし、親も泣かせた。脳裏に焼き付いて離れない出来事がスクリーンに映し出されてる様だった。ずっとひとりだと思って苦しくて、暗闇の中を彷徨っていたところに、一筋の光が差し込んできてくれた、そんな風に感じたんだ。
この作品に出逢えてよかったと思える人生でよかった、と思わせてくれてありがとう。