ロジャームーア勇退もやむ無し
コンパクトなボンド映画
さて、ムーアボンド最後の作品、美しき獲物たち。過去に見たときは割りと面白いなあと思ったのですが、シリーズ全体を見てみると、案外小粒なもんだなあ、という感想になりました。
決して悪い作品ではありません。デュランデュランの主題歌、OP、ストーリー構成などは水準以上です。...ただ、やっぱり007の実年齢は隠せませんね。ベテランスパイを通りすぎて内勤転向すべし？というくらい限界です。ここまでくると、「ムーンレイカー」のむちゃくちゃ具合が懐かしくなっています。
その代わり、悪役は印象深いです。メイデイとゾリンの魅力で持っていた映画です。
そして、トンデモ障害競走のスタントシーン、落馬は危険だから笑いたくはないけどゲラゲラ笑ってしまいました。ジョッキーの人凄いなー(ヨーロッパでは障害競走結構盛んですからね。)
「踏み切ってジャンプー」の実況がどこからともなく...(何かの見すぎだな)
最後に
12年7作、お疲れ様でした、ムーア様。そして初回からお疲れ様でした、ロイスマクスウェル様。
