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ステキな金縛りのkiritoのレビュー・感想・評価

ステキな金縛り(2010年製作の映画)
3.5
【シナモン】

ある殺人事件が発生。犯行現場には容疑者の服のボタンの1部が落ちていた、しかし容疑者は落ち武者によって金縛りにあっていたとアリバイを話すのだが…
新人弁護士のエミは落ち武者の霊をなんとか裁判に出そうと試る。

幽霊を法廷に呼ぶ前代未聞の裁判開始。

モブキャラの細部に至るまで豪華出演者。三谷幸喜相変わらず人望があるなぁ…三谷ファミリーが中心だけど。
裁判長だけでなく何にも発言しない右陪席と左陪席も顔見たことある俳優ってのがすごい。

内容はいつもの三谷幸喜ワールドという感じで、笑いを取り入れながら、幽霊を裁判に出し、うまい具合に尋問を重ねていく。見えないものをいかに信用させるかという過程が見もの。
死後の世界の公安や死後の世界と現世を行き来できるという設定も面白い。
またキャプラの「スミス都へ行く」や「素晴らしき哉、人生」が上手い具合に使われている。(でも絶対制限時間内にいろいろ終わっていない)

さっぱりした終わりでよかったのではないだろうか、、

2020.4.13
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