初ブルガリア映画。
監視カメラで色んな人の生活を覗き見するお話。（で合ってるのかな）

スリラー系とのことでとりあえず観てみよう…と思ったけど日本語字幕なし。
何となくの単語のニュアンスと映像と音楽から、何となくのストーリーを想像。
したけど、ほんとに大まかなことしか分からず、とりあえずオチだけは理解できた。

監視カメラで見るものと言えば…そうですよね。


英語がちゃんとできる人と一緒に観たい。
もう1回観たい。（ということで点数つけません）

• #ちょめろ2021

☑️『完全監視』及び『ザ·ライフルマン』▶️▶️
安定した社会観·歴史観が、安心·納得させてくれる、最新EU内２作を観る。
『完全監視』。英語スーパーがたいして読めないうちに次々切り替わって、内容のほうはさっぱりだったが、今の時代の監視ビデオ画面の臨場感あるけど平板で味気ないのが主体となるのかな、と覚悟してると、広角めだが俯瞰めやローや縦図のカメラポジションがシャープで変化や吸引力(の工夫·拘り)がしっかりとあり続け、思いがけない性を中心とした本音·本性の現れにも、呆れるだけにとどまらないものが醸し出されてる。何より編中カメラを通さないドラマ部分が、空間·住居の捉え、人間や関係の捉えが深くベースを強められてて、合間繋ぎを大きく脱却して、細かくかつ気づかれないポイントを予感しての、サイズ変·角度変が才気もって繋がれ、カメラワークも余念がない、スコープサイズで、狭いサイズの感心カメラ内の図やそれへの係わりへの、批評能力がある。係わる女たちの、スタンスや個性もいきいきと息づき、逆に問われてもいる様。
老父の不安感募りから、隠し監視カメラを設置したことから、家族·知人·愛人·社内らへも、興味とおののき結果を続けて、台数や位置もバリエーション持たせ(眼鏡縁にまで)てくが、公にもなり、社会的制裁も受けてく主人公。
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『ザ·ライフルマン』。第一次大戦での小国の悲哀·不条理を描き、常に手持ちカメラ、グリーンの空気佇まいやグレーの泥まみれ·オレンジの夜間照明·黒白煙の、包みボカシまろみ、が味わいと闘いと決断の突き出す力の一級感を持たせてくれる作品で、人間的懐ろと非情さの、両面が描かれてく。
母が突発的だが邪険に支配ドイツ兵に殺されたに遭遇し、ロシア軍に志願する16(~17)歳のラトビア少年。老父も、嘗ての射撃名手として志願復帰し、覚束ない判断しか出来ない主人公だが、いろんな肝胆相照らす仲間も、出し抜きあいながら生まれてく。しかし、僅かな人間的迷い·誤謬も、裏切り·逃亡と見られ、軍律だけが人の繋がりを越えて独り歩きして、戦犯処刑を知人に向けてゆく事に。全てはロシア主体の、ラトビア自国人には非人間性が包む。在住ドイツ人とは、男女間の近しさ·懇意も生まれてもある。ロシア軍籍を離脱し、折から設立のラトビア自国軍に参加してゆく主人公。が、二大国に蹂躙され·対立して多大な犠牲者を生むこととなる、と出る。
２作共に、新しい常識に乗っ取った、賢明さ·落ち着いたベースを持ってるが、突き刺してくる力は平板に留まってはいる。フォルムも安定しているし、この捌きこそが求められるのが、映画の世界だが、私は明らかに、尊敬はするけど故·和田誠さん的な観方と対極の観客席にいる気がする。

EUフィルムデーズにて。

隠しカメラで他人の生活を覗き見することにはまってしまった男とその周囲の人々の悲劇。

想像し得る内容を大きく越えなかったものの、テクノロジーの発展とインターネット普及で、魔が差したら誰でも可能になってしまう犯罪をストレートに捻りなく描く。

主人公が広告代理店のオーナー兼ライター、彼のオフィスに｢ダークナイト｣｢時計じかけのオレンジ｣｢Vフォー・ヴェンデッタ｣のポスターが飾ってあったね。

人間観察をして自身の作品のインスピレーションを得ようというのはクリエイターにはよくあることなのかもしれない。

だけどこれはね…

自分の愛する人や信頼している人が実は裏でこんなことやってたらそりゃショックだし、それだけでは済まない展開。

主人公は自業自得だが周囲の人の行く末が悲惨。