面白かった！観て損はなし。
国会答弁の解説のところや、面白く観るコツ紹介のようになっており非常に引き込まれました。
インタビュアーの質問も政治素人や一般人の目線でされたものが多いので、とても観やすいです。
製作者も言ってますが、政治バラエティとして観てくださいとのこと。正しい見方だと思います。
コメディやバラエティと思って観ないと、あまりの陳腐さに途中でなんだか無力感に襲われてしまう(笑)
面の皮が厚くなりすぎて自分自身も周りの顔や表情が見えなくなった菅さんが切り取られています。
彼のこれまでの功績も紹介しつつ「でもね…」的な構成になってるのが（本当かどうかは自分も分かりませんが）フェアに感じました。
『なぜ君は総理大臣になれないのか』『はりぼて』『パンケーキを毒見する』『新聞記者』などなど、最近はすごくクオリティの高い政治映画が多いですね。
こういう作品がメジャーな劇場でもかかる国にしていかないとですね…！
『新聞記者』以外は本当にやってる劇場が少ないのなんの…。
監視がなくなると政治は腐りやすい。
映画も監視メディアのひとつですし、スポンサーからの広告料ではない稼ぎ方ですから、その利点を活かして今後も良いドキュメンタリーや映画が生まれてくれることを期待してます。
