このレビューはネタバレを含みます
これはネタバレなしで観てほしい作品。
こういうことを書いた時点でネタバレのある作品だとネタバレになってしまう二律背反。
電車も止まらない韓国の片田舎で駅を作ることに奔走した少年の、実話をベースにしたほのぼの作品だと思って観ていたら、よもやよもや全く別の感動系に発展していって、不覚にもラスト付近(電車のシーン)は泣きそうになってしまいました。本当のラストはユナのおかげで笑顔になれましたけど😊
カセットテープに声を吹き込むってやってたよね。懐かしい。ビデオテープがデッキに絡まるのもあるある。どんだけ見てたんだって話ですが。
ユナとのエピソードはどれもほのぼのとしていて、こんな感じで物語は進むものだと思ってました。
お姉ちゃん役の人が本当に良かったです。語りたいけど語りきれないくらい良いお姉ちゃんでした。
イ・ソンミンの無骨なお父さんも良かった。息子との微妙な距離感とか切なくなる。終盤こちらの心が苦しくなるくらいの感情を吐露した熱演はさすがでした。
大好きな映画がまたひとつ増えました。