hikari

殺人鬼から逃げる夜のhikariのレビュー・感想・評価

殺人鬼から逃げる夜(2020年製作の映画)
2.5
聴覚障害のある女性がサイコパスな殺人鬼から逃れるために必死に逃げまくるストーリー。確かにスピードもあってハラハラして息を抜けないんだけど、これをエンターテインメントとして成立させていいのか?!聴覚障害者は人に助けを求めてもわかって貰えない、理解して貰えないことが描かれてるけど、それを映画として見せるのはどうなんだろう、という複雑な思いだった。実際に聴覚障害のある人が観たらどんな気持ちなんだろう。警察も無能すぎるし。どうやらこの作品ではそのことを皮肉っているらしい。この国の闇も深い。
ただラストシーン、犯人に対して、世の中に対して、全ての差別に対してとも取れる主人公の手話はスカッとした。それが全て。
たけど個人的に後味悪め(´△`)
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