著名なジャーナリストのフランス・ド・モールは仕事と私生活で充実した生活を送っていたが、ある時に交通事故を起こしてしまい、そこから彼女の人生が狂っていく。
そのフランスを演じるのは、レア・セドゥ。
フランスはカメラの前では神妙な面持ちな顔で報道している。しかし、実態はナルシストで、撮れ高を重視するセレブ。
----------------------------------------
マクロン大統領の会見取材シーンはどうやらコラージュらしい。
内戦の取材地はおそらくリビア?
地中海の難民ボートのシーン
これはコメディーなのかな?今まで仕事や私生活で順風満帆で、自惚れていたフランスが、初めて挫折を味わい、立て続けに失敗や不幸が重なりながらも、ジャーナリストの仕事をし続ける生き様を魅せられている気がした。
一体彼女の本心はどれなんだろう?むしろ、その場の状況や人によって、フランス・デ・モールを演じきっているということ。
レア・セドゥを魅せたいだけじゃないかと思えるほどの映画。ファッションショーなじゃないかくらい、毎度毎度お洒落な服装に身を包んでいたり,顔のアップシーンや泣き顔が多かったりした。
好き嫌いが分かれる映画かなと思う。
フランスは鼻につくと感じで嫌な奴だけど、この役を演じるレア・セドゥに終始魅せられていた時間だった。