「感想」
内容や出来の批評とか賛否とかいうよりも、これは現代病とも呼べるもので、もはやどうしようもない。
これに尽きる。
見ているとどうしようもない徒労感、虚無感に襲われる。
色々なことに現代病の描写や社会問題が見られる。もちろん主人公を含めた登場人物たちにもです。
だが昔が良かった・古き良き時代だなんていうつもりもありません。昔は今よりもよりシンプルだっただけで、相も変わらず問題がたくさんあったのでしょう。
…
もう途中で…
そこらで…
終わりにすればいいのに、と感じましたが、登場人物たち・人間的にも組織・社会的にも止まれなかったんでしょう。一度走り出したら。
そうです。もう走りだしてしまったのです。
これらを描いていたのだから、本作においてその出来は良いのでしょう。