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ニトラム/NITRAMのれのレビュー・感想・評価

ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)
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観終わって、なんかすごいもん観ちゃったな、の気持ちがずっと続いててなかなか書き出せなかった。単なる残虐な殺人犯にならないように、出来るだけニトラムという人間に寄り添っていた映画だったな。彼の孤独と固執は、共感とは別の形でスクリーン越しの私を揺さぶってくる…途中で出てきた病院の先生が、薬の処方を希望する母へ「ラクになるのは誰か?あなた?息子さん?」と尋く場面は背筋が伸びた。1対1でニトラムと向き合う(向き合ってないとこもある)ことが多かったから、母と医者と息子であり患者であるニトラムという不思議な三者場面になってたし、、すごい印象的だった。

まぁ日曜の朝から観るのはちょっと大変だったけど、、!
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