シオ

ニトラム/NITRAMのシオのレビュー・感想・評価

ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)
4.0
主人公役の俳優さんが良すぎた。

オーストラリアで実際に起きた銃撃事件。
犯人が動機を明らかにしていないということで、この映画の全部が本当ではないとしても、全部真実のように感じてしまうリアルさがあった。

彼も彼の両親も生きづらそうだったな…辛いなぁ。子育てとか社会に順応するって、いわゆる「健常者」の人でも実はすごく難しいと思う。

上手に波に乗れない…溺れてしまいそう。あのシーンからの父親のシーン、辛い。

エンディングで事件後のオーストラリアの様子をちらっと数行で教えてくれた。
日本に住んでると銃は身近ではないからわからないけど、みんな保身として銃を持つの?
いざという時なら銃よりも防弾チョッキ常に着てたら良くない?弾が当たったのがボディならワンチャン助かる!でもそれはめんどくさいでしょ、重いし暑いし。ってなったら銃って「手軽」ってこと?…怖っ。銃乱射の場面に出くわした時に素人がすぐに銃で応戦できるのか…?

え、頭の悪いレビュー…笑

映画の雰囲気とても良かった。
ニトラムが次は何をやらかすのかハラハラする。父親も言ってたけど四六時中見張ってらんないよね…100分でもしんどかったわ…
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