ひな子

わたしは最悪。のひな子のネタバレレビュー・内容・結末

わたしは最悪。(2021年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

わたしも最悪。
ひとりの中で「わたしは最悪」と思い続けてぐるぐる生きる人の話かと思ったら、誰かとの関係の間で「わたしは最悪」と思ってしまった人の話だった。(前者の意味合いも含んでいると思うが)しっかりと2人の人間に愛される力を持ったチャーミングな女の話。

映画としてめちゃめちゃ楽しかった。表現がさまざまで、メッセージも明確。時が止まったり、ドラッグ描写、カートゥーンの割り込み、全部地続きでナチュラルだった。それは、自分がこの映画を「映画」として割り切って観ていたからなのか?違うと思う。ものすごく伝え方が秀逸なんだと思う。普段はこういう方法的な表現が出てきた瞬間に冷めるんですけどね。この作品はめちゃめちゃ楽しかった。
ヨーロッパの人権守られてる社会じゃないとこの映画は作れないと思う。進んでて、本質的で、すごく羨ましい。ヨーロッパで住みたい。住みます。
オスロの自然と街が近い感じも理想なので、ノルウェーにしましょっか✨
監督はきっと綺麗な空探しが得意な人なんでしょうね。

この映画、かなりlife changing。
ひな子

ひな子