こばまさ

わたしは最悪。のこばまさのレビュー・感想・評価

わたしは最悪。(2021年製作の映画)
3.6
世界を見隊!のお時間です。
第16回目は、ワタクシ選定作品
ノルウェー🇳🇴作品『わたしは最悪。』

かなり前に予告編を観て、ずっと気になっていたのでこの機会に。
それでは、本当に最悪?なのかいってみよう✈️


-もうすぐ30歳という節目を迎えるユリヤ。
彼女は成績優秀なだけで医学部に進学するも、医学に興味が無いと途中で気付き心理学に転向したが、最終的に写真家を目指していた。
年上の恋人アクセルはグラフィックノベル作家として成功しており、最近は結婚や子供の話をチラつかせてくる。
ある夜、招待されてないパーティーに紛れ込んだユリヤは、そこで若く魅力的なアイヴァンに出会う。
ほどなくしてアクセルと別れた彼女は、新しい恋をスタートさせる-

“オールスターはハイカット👟”


第74回カンヌ国際映画祭で女優賞を受賞し、第94回アカデミー賞では脚本賞と国際長編映画賞にノミネートされた本作。

これはおそらく、20代後半〜30代前半の女性に共感を得る内容なので、くたびれたおじさんにはそこまで刺さらず。
ストーリー的にも、特別ビックリする展開も無く普遍的な恋愛ドラマって感じなんだけど…
ただ、急にすごく魅力的なカットだったり、想像を超えるシーンをぶち込んで来るので、そこはとても素晴らしかった。


まず冒頭の、ユリヤがタバコを吸っているシーンが何かいい。
ただそれだけのシーンなのに、今から始まる物語に期待せずにはいられない。
そんなファーストシーン。

次に、ユリヤがアイヴァンと出会ったパーティーのシーン。
とにかく2人はいちゃいちゃいちゃいちゃするんだけど、その最後にユリヤが吐いたタバコの煙(呼出煙)をアイヴァンが吸い込む場面(ジャケにも小さく画像あり)
すっごいロマンチックに見えたけど、これって体に悪そうよね…

あと、中盤辺りにあった、ユリヤとアイヴァンだけの世界になるやつも好き。

それと、アクセルが病室でエアドラムしてるシーン、めっちゃ良かった。
ワタシもたまにエアドラムするので。


そう!全体的に良かったんよ!
作品としての映し方とかセリフとか、ユリヤとアクセルとアイヴァンのキャラとか、全部良かったんだけど…
あと一歩、ハマれなかったかな。

個人的には、自分に正直に自由に生きるユリヤって視聴者から沢山の共感を得そうな反面、無い物ねだりに過ぎない様にも見えたし。
才色兼備で、自分が望めばある程度何にでもなれそうな彼女だからかな?

そんな、ユリヤを演じたレナーテ・ラインスヴェは素晴らしかった!
本作が映画初主演という事らしいけど、これからが楽しみ楽しみ。


という訳で、なんかまとまらないレビューだけど終わり!


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あちゃちゃん、お疲れ様ー!!
共感できたかな?イライラしたかな?笑
これはどんなレビューになるか楽しみ✨
次回はデンマーク🇩🇰楽しみにしてるねー✈️
こばまさ

こばまさ