締め括り方が粋すぎる。
色々な出来事があってその都度感情は動けども、基本的に淡白なトーンなので
物語は列車の如く淡々と次へ、また次へ続いていく。
そんな作りがなんだかとても旅っぽい。
モスクワから鉄道でムルマンスクまで行くというのはいつかやりたいと思っていた旅程の一つなので
もうちょっと風景を出して欲しかった感もありますが、旅の追体験が出来たみたいでうれしかったです。
多分まだまだ行くことは叶わないだろうし。
そしてやはり私は雪とか森とか凍った海とか、寒々しい風景が好きです。
道民だからですかね、見てると落ち着くんです。
