このレビューはネタバレを含みます
寝台列車ロードムービー。
坊主頭ロシア人リョーハの一挙手一投足が刺さりすぎて、ここ最近観た男性キャラで一番すき👨🦲✨
野蛮なのに、ピンチの時に必ず救いに来てくれるのさいこー!!!第一印象が最悪な分、中盤からの追い上げが満点。
ただリョーハの魅力が爆発した分、主人公ラウラのどこに惹かれたのか全く腑に落ちず、余計にモヤモヤ...
「意識高い恋人の好きなものを理解している自分かっこいい」という拗らせ方は、ラウラの年齢に対して幼すぎるし...
拗らせラウラのどこを見てリョーハが好きになったのかも不明。そんなに魅力的ですかね???ゲレンデマジックならぬトラベルマジック???(憤怒)
そもそもラウラが労働階級の人と同じ部屋にいるのおかしくない?
ペトログリフが冬に見えないのを知らなかった時点でイリーナも"雰囲気だけの薄い人"として映し出したかったように見えた。同性愛の相手としてラウラを隠しているのも切ない。
わざわざ観に行ったペトログリフにピンと来ていなかったのは、背伸びしていた恋人とラウラが合っていないことを暗に伝えたかった気もした。
1人旅行して満足してるのも、恋人以外の異性に好かれて承認欲求を埋めてるのも、地に足がついていない印象を受けてしまったし、登場人物全員の年齢層がもう少し下だったらもっとハマれたかも...
好きなシーンもたくさんあっただけに残念...