このレビューはネタバレを含みます
「だるまさんが転んだ」の繋がりが心をふわっとさせてくれた。
他にも青色の照明がリリーフランキーの演じるおじさんの悲しみを表している、
それが最後は晴れるのが、希望のようで、心があったまる作品だった。
天気は、読めない。そして、人生も読めない。全てがいいことばかりでもない。
けれど、希望はある。
カレーライスができた日。
彼の希望は叶ったのかもしれない。
ただ、その希望は繊細で、深く、美しい、からこそ、彼しか見てはいけない。その代わりに、観客は三人のカレーライスを通して、物語を繋いでいく。そんな作品に私は感じた。