リリーフランキー主演 50分の短編
妻の誕生日に向けて3日かけてカレーを作る男の話
リアルな空気感で良かった
男が作るカレーって凝ってて黒い
母が作るカレーは黄色くてしゃばしゃば
家計も手間も考えずに作ったカレーと
毎日の日課として家計も考えながら作られたカレー
でもその根底にあるのは食べてくれる人への思い
どっちのカレーも大好きだ
自分も料理大好き人間 家族、恋人、友人、先輩、後輩
好きな人が食べてくれるからこそその人のために美味しく作りたい
調理側だけでなく材料の生産者もお金が介在するとはいえそういう思いで作ってると思う
知らず知らずのうちに自分はそんな思いやりを受け取って生きている たかだか何万年の中の何兆という莫大な数の中の１つの生命体に過ぎない自分だけどそれだけの思いやりを受け取ってるから生きたいとは特別思えなくても生きねば
たったそれだけでこの人生は特別なものでないとしても生きるに値すると思いませんか
