HAL9000

TANG タングのHAL9000のレビュー・感想・評価

TANG タング(2022年製作の映画)
3.0
三木監督ならもっとちゃんと作れると思うんだけどなー。
薄っぺらかった。
脚本がダメ。

まず、主人公がダメ男で好きになる要素がない(強いて言えば顔が二宮くん)
次にタングに魅力が無い。
そして、2人が絆を深める描写がほぼ無いので(描けてないので)応援したくもならない。

そもそも、単なる迷子のロボットなんだから、主人公に所有権利も引き取り先探す義理も何も無い。
この子放ってはおけない!保護してあげなきゃ!って思わせるエピソードが無い(弱い)

心を持ってしまったロボット物は僕のツボのはずなんだけど、ロボットの知能が3歳児程度なので、人格と呼ぶには幼く…。心と呼ぶには直情過ぎて。
いっそ喋れない設定の方が良かったのでは?

キャスティングも、お笑いの人とか使って滑ってたり、博士は武田哲也さんじゃなくて國村隼さんだったらもう少し重み出たろうにとか、なんだかなぁって。

奈緒さんは可愛かった。

褒めるところ…
CGと合成は良いところはとても良かったです。
ダメカットもあって波がありました。
全体的には映像よく出来てたと思います。

とにかく展開と世界観と台詞が薄っぺらかった。

ネタバレ感想で続きをコメントに書き足しました。
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