おかみにゃん

崖上のスパイのおかみにゃんのレビュー・感想・評価

崖上のスパイ(2021年製作の映画)
4.0
2/23
 巨匠チャン・イーモウ作品。
1934年満州国。抗日スパイ男女2組が、同胞を救う極秘作戦実行のためハルビンへ向かうが、仲間の密告により特務機関の知るところとなる。
 抗日組織に潜入した特務機関側のスパイ、特務機関に潜入している抗日側のスパイが作戦決行・作戦阻止のため罠を掛け合い、入り乱れながらストーリーは進む。
 誰か味方で誰が敵なのかと最後までスリリングな息づまる展開で映画としては面白かった。
 日本人が満州で蛮行のかぎりをつくしたことは、歴史的に深く反省しなければならない。
が、しかし、チャン・イーモウがここまで共産党におもねるのかとがっかり。