おかみにゃん

宝くじの不時着 1等当選くじが飛んでいきましたのおかみにゃんのレビュー・感想・評価

4.0
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 ソウルの居酒屋で捨てられた宝くじが、流れ流れて軍事境界線勤務の兵士チョヌの手にまず不時着。それが大当たりだと知って夢心地のヒョヌだったが、その当りくじは風のいたずらで飛ばされ、北朝鮮側に不時着、北朝鮮兵士ヨンホに拾われる。
探しに来たヒョヌと、持ち主を探りにきたヨンホは、非武装地帯で対面する。
くじの所有権を巡り、互いの上官・同僚も巻き込み"南北会談"が開かれる。

宣伝など全くされてなくて、映画のレビューサイトでたまたま目にした映画。「何か面白そう」とアンテナに引っかかった。そして予想通り笑った。
ただし"愛の不時着"のパロディではなかったのはちょっと残念。

南北対立・分断というテーマを映画やドラマにでき、しかもシリアスにもコメディにも仕立てられるところが、韓国エンタメの強みだと常々感じていたけど、まさにそんな映画だった。
めっけもんの映画でした。