ブラックホールと宇宙のとてつもなさが、わかりやすく映像と共に説明され、ちっせえことがどうでも良くなる癒し系ドキュメンタリー。
史上初ブラックホールの撮影に挑む天文学者とその事象を証明しようとする物理学者の熱い記録。
ブラックホールに落ちてしまった物質の情報は消えるのではなく何らか存在することを証明しようと研究していたホーキング博士がかかわっていたが、結果を見ずしてご逝去なさった。
ブラホの撮影は、その写真(というかデータを加工した映像)が当時ニュースとなっていたので覚えている人もいるでしょう。
世界中に据えてある望遠鏡からの情報を併せて画像にするという、なんだかよくわからない理屈が飛び交うプロジェクトだが、学者のわちゃわちゃな討論を聞いているだけで楽しい。
とにもかくにも、宇宙偉大すぎて。地球が愛おしい。
1光年先すら行けない私達だが、1600光年に存在するブラックホールの存在を信じられる素晴らしさよ。学者の皆さんありがとうと言いたい。