大昔の悪霊が8日間かけて復活するよ!それに対抗できるのは斧を持った僧侶だけ!がんばれ!
なんてあらすじを読み「ははぁ~ん?さてはトンチキ設定の名ばかりホラーコメディだな?」と。
きっと白石晃司チックなホラーなホラーなんだろうなと。
全然真面目。
おどろおどろしいままずーっと暗い雰囲気で蘇った悪霊との対決が描かれます。
斧もてっきりゲッターロボ的な馬鹿でかトマホークとか両手持ちハルバードとかかなぁと思えばこじんまりとした片手斧。
アクションが無いのはまぁ期待しすだったとはいえ……。
悪霊のビジュアルは中々。
ジャンプスケアは少なく、ちょびっと驚かされるだけではありますが目の気持ち悪さや人に憑りついたときの印象的な表情等、脳裏に焼き付くには十分。
とはいえ、主人公たちの目的が悪霊の完全復活阻止からなるので本格的に悪霊が動くのが中盤以降のスロースタート。
前半は僧侶と喋れない若弟子のロードムービー染みた展開でストーリーを
凝ろうとしたのかなぁと伺える中途半端っぷり。
調理次第では結構なモノになったような気がするだけに惜しいなぁと。