すげええええええ！！！！とんでもなく面白かった！！！みんな見て！！！今年ベストを更新するかもしれない。
興奮の連続。急に紛争が始まり外交官である自分たちも生死をかけた状態に。連絡手段を断たれ祖国に救護機を要請することもできず脱出できない。銃撃戦の中を逃げ惑う。そして決死の脱出劇。そのリアルな描写がめちゃくちゃ怖かったし、演出に圧倒されまくりました。途中からマスクの下で口が開きっぱなしで手で口を押さえながら見ていた。
韓国映画を見ているとめちゃめちゃ金かけて作ったんだろうなというのがわかるんですよ。韓国は国をあげて映画を作ってる。邦画も大好きですが、なんかもう全然追いつけないなと思いますよ。
本作はエンタメ作品としても一級品であるだけでなく、南北問題もテーマだったり銃を持つ子供たちを描写したりと社会派でもあるし北朝鮮と韓国の大使や妻たちの人間ドラマにも心震える。満足感が半端ない。
エゴマの葉のシーンもイタリア大使館でハン大使が逡巡するシーンも、銃を持つ子供たちを車の中から見るシーンも救護機で後で降りるように言うシーンも別れの挨拶はここでのシーンも、救護機を降りた後に二手に別れ恐らく二度と会うことはないんだろうなというシーンも素晴らしすぎました。
運転手の目から溢れた涙を映したのも、モガディッシュを脱出する時に道の柱？門？のWelcome toモガディッシュを映したのも良かった。文句なしです。
映画館で初めて拍手したくなりました。
