昨年韓国で1番ヒットした作品らしいですが、それも納得のクオリティ。韓国映画の真髄を見たと共に日本映画との差もまざまざと見せつけられた印象です。
全てのクオリティがとんでもなかったですね。
ソマリアの内紛が起きた時に背反していた韓国と北朝鮮が手を組んで国外脱出を目指す物語ですが、これが事実だったということに驚き。
おそらく今より深い溝があった時代に信条を捨ててまでもお互い人と人として協力していたのには感動しました。
韓国制作なのでどうしても南寄りかなとも思ってたのですが、作品を見るとそんな印象もなく、かなりニュートラルに描かれていたのではないでしょうか？
終始、緊張感のあるシーンばかりですが、非常に楽しめました。
これもアカデミーにノミネートされる可能性はありそうですね。
あと、劇場に(おそらく)韓国や北朝鮮のお客さんが多いのも印象的でした(開演前と終映後にハングルがあちこちから聞こえたので)。
