このレビューはネタバレを含みます
ずっと観たかった韓国映画！
やっぱり面白かった！考えさせる部分とエンタメとして魅せ方がいいバランスでよかった！
内線で無法地帯と化したソマリアで生き残るために共闘せざるを得なくなった韓国と北朝鮮。最初は双方疑心暗鬼だけど、徐々に自分たちだけでなく相手も助かるようにと協力しながら危険な戦場から脱出を図る姿は、どうしても胸アツになってしまいました。
暗闇の中、まるで家族のようにみんなで食事をするシーンが印象的だった。食卓を囲めば敵も味方もない同じ人間で、国なんて後付けで作られたもので、その国と国が争う戦争っていったいどんな意味があるんだろう？って考えさせられた。
お互いに目を合わせず帰国する姿は切なかった。短い期間だがたしかに心を通わせた人達も、国同士の対立のせいでもう一生会話することも関わることもないという現実を突きつけてくるラストでした。
