このレビューはネタバレを含みます
2022年 205本目
(劇場 135本目)
設定的に今まで見た事ないしキャストも豪華なので鑑賞。
この映画、阿部寛の為に作られたといっても過言ではないよね。
鬼刑事役も、後半の仏のような刑事も特に。
同僚の嫌味ったらしい刑事の六平も、本部長の腰巾着感満載の岡部たかし(超ハマり役)、指揮者の酒向芳も、渋川清彦も、ベテラン脇役勢が豪華過ぎる。
そこに音楽隊同僚の清野菜名に、刑事志望の高杉真宙、元バディで後輩の磯村勇斗っていい役者ばっかり!
栄転というの名のお払い箱による転落からの再生物語っていうベースはよくあるとしても刑事の異動先が音楽隊ってのは新しい。
設定x役者xストーリー展開は面白いんだけど、
手帳忘れてきて届けてくれて、ちょっとセッション?して、「ミスしても音楽と同じで周りがカバーすればいいんです」が転機になるような事かなぁと。
そんな簡単に気持ちって切り替えれるような事じゃないと思うんだよなぁ。
再生の第一歩の描き方がなんか軽すぎる感。
あと時間の流れがよく分からないからだけど、急に上手くなり過ぎじゃね?
犯人グループの金髪青年、自白簡単過ぎじゃね?冒頭でダンマリ決め込んだのにすぐゲロっちゃうんだね?
飲み屋からの帰り、お母さん居なくて、一瞬まさか?とは思ったけど良かったー。
高杉が犯人捕まえて確保ー!って叫ぶところ、とっても良かった!刑事になりきった気持ちというか。
霊安室でのアメイジンググレイスはちょっと目頭熱くなったなぁ。